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メイキング

#3 “STAR TRACK (NiraicA_nai mix)”

こんばんは。roopです。 「BMS解体新書」第三弾ということで、前回に引き続き現在開催中のイベントBOF08より、 "roop from STR - STAR TRACK (NiraicA_nai Mix)" を取り上げたいと思います。   【コンセプト】 核となるコンセプトは前回tigerlilyさんエントリーの記事を参照。 さらに個人的に下記の二点をテーマに制作しました。 1、イベントを意識したわかりやすい曲(bms) 2、ニライカナイ(Meine Meinung)+cA_(tigerlily) 以下、あえてtigerlilyさんの記事と同じ観点で今回の作品を振り返ってみたいと思います。   【コード進行】 本作、0:30を境に大きく2つの展開が存在します。前半がcA_を、後半がニライカナイをフィーチャーした構成になっています。このセクションでは後半パートのコード進行にスポットを当ててみます。 後半パートは4小節(8小節)2度→5度のコード進行がループしています。 適当に書き出してみると、 (key C) Dm|G7|Cmaj|Fmaj|Bm7|E7|Am9|A7/C# というベタベタなコード進行なのですが、ぶっちゃけてしまうとテンション、ボイシング含めある参考書より拝借しました。バッキングや細かいボイシングはかえてありますが、ほぼ同じです。 借用し過ぎも上達に繋がりませんが、コード進行でお悩みの方は、とにかく参考書や好きなアーティストのスコアなどからそのまま実際に弾いてみたりシーケンサーで打ち込んで見るのが一番だと思います。 ちなみに、当方ほとんど楽器経験がないのですが、今回のピアノバッキングは珍しく実際にキーボードを使って自分で弾けたりします。bmsも楽しいですが、拙いながら楽器演奏も楽しいものです。   【カットアップ】 それでは前半パートをみてみましょう。 そもそもカットアップとは、「音源をランダムに切り刻んで新しい音源に作り直す」手法です。ここでいう音源とは完成された曲でも、tigerlilyさんのようにボーカルトラックだけ抜き出して対象にするも良しです。 サンプリングと同じで他者の曲を借用するケースが非常に多いのですが、自分は「ピアノのフレーズを作って、それをサンプリングネタとして利用」するケースが非常に多いです。今回の前半パートもこのケースに当てはまります。 今回は、そこまでカッティングしていないのですが、実際に聞いてみてもらうのが早いと思ったので、簡単な音源を用意してみました。 DownLoad(前半元ネタ、後半カットアップ) tigerlilyさんがコツを挙げていたので、自分も何点か挙げてみます。 ・無音部分を作る(グルーブ間が生まれる) ・1オクターブ上、又は下に変えてみる ・逆再生してみる   【BGA】 リリースするたび制作期間が短くなるこの作業。あまり製作中の記憶が無いのですが(笑)、タイポグラフィネタに関して。とにかくこれは「Alright」という文字ネタを256×256の盤上にひたすら書き出していくと言う作業です。意外と並べてみるとそれっぽく見えるものです。何も考えずに出来るのでオススメです(笑)   といった具合です。 小一時間で書き出してみたのでなんかおかしい、書き足りない部分が多々ある気も。BOF08のインプレ期間も今日で最後。この記事を読んで興味もって頂けたならば、インプレ期間に関わらずプレイしてもらえれば幸いです。 それでは BOF08 http://www.bmsoffighters.net/

#2 “ニライカナイ (club lounge edit)”

おはようございます。tigerlilyです。 前回から期間が空いてしましましたが、「BMS解体新書」第二弾です。趣旨については前回エントリーをご覧下さい。 現在開催中のTHE BMS OF FIGHTERS 2008 - Resurrection -(以下BOF08)に参加しているBMS、“ニライカナイ (club lounge edit)”を取り上げたいと思います。 これでメンバー2人とのインプレの差が縮まれば幸いです(笑 【コンセプト】 チーム戦のイベントであるBOF08において、今まであまりチームというものに拘ったBMSがありませんでした。STRはこの点に注目しました。 誰かがオリジナルを作り、その音を使ったリミックスBMSをあと2人で作る。この案が出たのはもう半年以上も前の話。その後オリジナル・リミックス・エッセンスの"3本柱"がコンセプトとなり、リミックスを担当することとなりました。 最初に出たアイディアは「原曲のwavファイルのみを使用したクリックハウス」。音の選定から始めたものの、あまりのwavの多さ(特にベース)に途中で力尽きてしまい、このアイディアは断念。代わりに途中まで作っていたヴォーカルのカットアップ部分だけ採用し、ここから展開させる方法にシフトしました。 あとは「キャッチーにする」「間奏を入れる」ということも念頭に置いています。間奏についてはだいぶ前に発表したBMS「cA_」で指摘を受けた部分で、できるだけ採用したいと考えていました。 実はリミックスの構成、手法に関して元ネタがあるのですが、あえて公表しません。いたる所にヒントを散りばめてあるので、探してみてください。 【コード進行】 リミックスをするにあたって、自分の手段の一つに「コード進行を変える」というがあります。 例を挙げると「NEW SOUND PARADISE」のように、明るい感じ(メジャー)から暗い感じ(マイナー)に作り変えるやり方等。 今回は「歌モノ」として完成させたかったので、 イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→アウトロ という展開に聴こえるように原曲から変更しています。実際のコード進行については専門的な話になりますので割愛しますが、Bメロはかなり変更しています。他に間奏部分は原曲にはないセクションを加えています。違和感なく違うコードに変更するのは中々難しく、何度もやり直しました。一度原曲と聞き比べてみるのも面白いかもしれません。 【カットアップ】 今回のリミックスで特徴的な部分として「ヴォーカルのカットアップ」があります。 この手法は「cA_」でも使っていたので2回目なのですが、ヴォーカルトラックが丸々使えたため選定と配置に時間がかかり、丸2日を要しました。最初に作ったものは半分の長さでループさせていたのですがしっくりこず。カットアップをしている音源を色々と聴いている内にある程度セオリーのようなものがある事に気づき、試行錯誤を重ねた上でこのような形になりました。コツを挙げると、 ・聴いたときにカッコ良いと思った部分を積極的に使う  →凝縮する事でより原曲のヴォーカルが活きる。ダイジェスト的な考え ・ヴォーカルトラックの一番上の音と一番下の音程を使う  →配置の際メリハリが効きやすい ・音程の配置は平坦→上げる→平坦→下げる  →要するに「抑揚をつける」という事 こんな所でしょうか。もう少し練り直したい部分もあるのですが、それは機会があれば。 【BGA】 毎回時間をかけたいと思う部分なのですが、今回も登録からあと2日というところで製作を開始しました。ほとんど思いつきで配置しているのですが、あえてコンセプトを挙げると「BGAにもカットアップが伝わるように作る」でしょうか。切り貼り感を大事にしました。 と、いった感じです。 余談ですが、登録タイトルを全員一緒にする案は登録直前に出たアイディア。ちょっとした遊び心です。 いかがだったでしょうか。最後まで読んで頂いた方、ありがとうございます。インプレ期間も残すところあと2日、STRによろしければお願いします。次回は後の2人のどちらかが書く予定です。 それでは!

#1 “NEW SOUND PARADISE”

こんばんわ。roopです。 当企画は「BMS解体新書」と題して、自作bmsの解説・サンプリングネタなどを紹介できればと考えています。解説したら負けかな、と思っている時期もありましたが(実は今でも思っている)、少しでもこのブログを盛り上げる事ができればと思い、今回筆を取った次第です。 第1回は、先日当レーベルの企画としてリリースされた、 STRメンバー「tigerlily」によるリミックスが記憶に新しい "roop - NEW SOUND PARADISE"です。  (続きは下記リンクより) 本作品は、2007年8月開催のbmsイベント「戦國」にてリリースされた作品ですが、楽曲はその約1年前にほぼ完成しており、その後、前述のイベントに合わせてbms化したという流れです。 【コンセプト】 フジテレビで放送していたテレビ番組「ニューデザインパラダイス」をモチーフにした作品です。そもそもこの番組名自体が、映画「ニューシネマパラダイス」のパロディで、どちらかというと映画の方が有名ですね。(番組メインテーマも映画で使用されたものと同様の曲) * ニューデザインパラダイス 公式サイト http://www.fujitv.co.jp/b_hp/newdesign/ 番組の内容はRE DESIGNのようなコンセプトで、毎週1つのテーマ(トランプや蚊取り線香、コンセントなど)を決め、番組前半ではテーマの歴史等を掘り下げ解析し、番組後半ではデザイナーがテーマを元に新たなデザインを生み出すといった内容です。番組の構成や美術、BGMなど細部にまでとても凝った作りで、毎週楽しみにしていた番組の一つなのですが、残念ながら2006年9月に最終回を迎えました。それを機会にこの番組をモチーフに曲を作ろうと思い至ったわけです。 ココまで番組の紹介しかしていませんが、楽曲には番組で使われていたBGMをサンプリングしていたり、BGAでも番組のパロディネタを何点か盛り込んでいます。 * roop - NEW DESIGN PARADISE (ニコニコ動画) http://www.nicovideo.jp/watch/sm1476972   【サンプリング】 今回使用したサンプリングネタの中から2つ紹介したいと思います。 一つはイントロの「デンドン、デンドン」という音ですが、これは"Jagga Jazzisit"メンバー"Lars horntveth"の楽曲から取っています。ちなみにSTRメンバー"sweez"と友好の深いバンド"Meine Meinung"も影響されたとの噂もあるグループです。番組のアイキャッチでも使用されている特長的な音、メロディーです。元ネタは低音が利いていたため、本作品ではその辺りを少しカットして使用しました。 * Lars horntveth - Pooka http://www.smalltownsupersound.com/Microsites/Pookasite/PookaSite.htm 二つ目は中盤のハモンドオルガン。これは"tigerlily - steps"からサンプリングしました。サンプラーで同トラックを2つ立上げ、ピッチを変えたりタイミングを変え同時に鳴らしています。グリッサンドいいよね。 というで steps ⇔ NEW SOUND PARADISE ⇔ NSPremixという関係から、ゆえにsteps = NSPremixという等式が成り立つわけです。ウソです。 * tigerlily - steps (ニコニコ動画) http://www.nicovideo.jp/watch/sm2184719 【ワンコード、エレピ】 自分の作曲スタイルで特長的だと思っていることの一つに、1コードで曲を完結させるという点があります。単純にコード進行に関しての知識に疎いというのもありますが。。本作はキーをCにした上で簡素に分解すると「Dm7 | E7 | Am7」という単純な進行になっています。毎回こんな感じなのですが、コードにテンションを絡めたり少しずらして打ち込んだり、音色を工夫すればなかなか様になるものです。 この楽曲では終始この進行でエレピが鳴っていますが、ここでは2つのエレピ(同音源)を組み合わせて音を作っています。参考音源を用意してみました。一つは中~低音域担当でローパスフィルターやリバーブなどをかけています。そして中~高音域担当ではコーラスやハイパスフィルターをかけた上でディレイをかけ、更にオクターブ上にメロディーを追加し、そしてこれら2つを合わせて鳴らしています。音源はフリー配布の"mda epiano"というVSTiを使用しています。なかなか有名なVSTiなのですが、大体コレ一つでroopっぽい音が出せます(笑) * 参考音源 http://www.str3.org/data/mp3/roop_nsp_ep.mp3   と、長々と取り留めの無い文章を書き連ねてきましたが、今回はココでいったん終わりにしたいと思います。今回はBGAや譜面といったbms部分に関するコメントが全くありませんでしたが、次回は第二段としてその辺りのことをつらつら書ければ。あるいはまた違う曲を。はたまた一回目で終了か。そうならないように、気長に続けて行きたいと思います。最後にココまで呼んでくださった方々有難うございました。 それでは。
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  • [駄文] 自分の音楽趣味をアーティスト名の羅列によって露出することはリスクを伴うと聞きました。自身が作曲家であった場合は自らの音楽性の根底を指し示すかもしれないから、と。音楽雑誌で有名な作曲家が好きなアーティスト名を挙げているのを見ると安心します。 2009-07-13
  • [音楽] "ASA-CHANG&巡礼" 書き表せません。ブログにて近々挑戦。 2009-07-13
  • [音楽] "Tabla Beat Science" タブラとシタールを多用したトランシーな音使いが魅力的。音階をほとんど往復しないことで地団駄を踏み続ける、あるいは味の無くならないガムを延々と噛み続けることによる脳内麻痺を誘発させます。 2009-07-13
  • [駄文] 民族音楽そのものではなく、民族楽器を用いた音をフィーチャーしたバンドは厳しい目で見られることが多い、というのは安易な気持ちで文化の象徴たる音を使うなかれ、ということでしょうか。しかし、敬意を持つことと無下にすることはどちらも意識レベルでは同義の価値を感じます。 2009-07-13
  • [イベント] VERSUSが終了して2日経ち、達成感とともに色々と反省点も浮かんできました。どでかいミスよりも細かいミスのほうが後々響いてくるもので、これはきっちり修正していきたいと思います。 2009-07-09